次に、2番は長くなるので後にすることにして、3番を考察しましょう。これはあの
誰でも知っている文部省唱歌の「ふるさと」の楽譜が4小節ずつ4段にわたって
印刷されており、リコーダーで演奏されるこの曲の、間違えて演奏された音符
を選ぶ問題だったようです。ここから先の情報は何人かからの伝言であり、確
度が少し下がりますが、曲の後半に出てくる「♭をつけるべきシ」の音に♭がつ
いていなかったようです。
こういう問題で気をつけたいのは、その「♭がつくべきなのにつかない♭なしの
シ」の音の前後の音も違って聴こえてしまうことがあることです。ですからやはり
しっかり5線譜が読めることと共に、音も確実に聴き取れるようになっていること
が必要ですね。学校側がおっしゃっているように「小学校で習った範囲は
逸脱しない」ので、「小学校の教科書に出てくる楽譜にある音符」は、読める、
書ける、聴きとれるようになっておくことを心がけるといいと思います。