この問題はどうでしょう。
これも「覚える部分」がしっかり覚えられていたらできますね。答えは「短3度」
です。
では次の問題はどうでしょう。
またあの表を見ましょう。半音広がれば表を右に一つ進む、半音狭まれば表を一つ左に進むんでしたね。
広がったでしょうか?狭まったでしょうか?⑭番の鍵盤図を見てみましょう。
広がっていますね。ですから答えは「長3度」です。
次はどうでしょう。
鍵盤図を見てみましょう。
ドの♭は「シ」です。鍵盤図を見ると、明らかに狭くなっているのがよくわかり
ますね。答えは「減3度」です。
音程の問題を長々とやってきましたが、いかがでしたでしょうか?「覚える部
分」をしっかり覚えれば、あとは意外に簡単だと思います。もっと勉強したい
方は、音楽之友社から出ている「楽典 理論と実習 石桁 真礼生 他 著」
に詳しく書いてあるので、参考になさって下さい。
次回からは、筑波大学附属中学校の音楽の入試問題について考察してみ
たいと思います。