作曲家について覚えるシリーズ15回は、チャイコフスキーです。
チャイコフスキー
ロシアのボトキンスクに生まれました。8歳の時ペテルブルグに移り、22歳の時ペテルブルグ音楽院の1回生になり、ルビンシテインらに師事しました。26歳の時交響曲第1番を、続いて幻想序曲「ロメオとジュリエット」、バレエ音楽「白鳥の湖」などを発表し、作曲家として確固たる地位を築きました。26歳から38歳までモスクワ音楽院で教鞭もとりました。裕福な未亡人フォン・メック夫人の援助を受け各国に演奏旅行に出かけ、名声を高めました。しかし、有名な交響曲第6番「悲愴」初演の9日後、病気のため急死してしまいました。
彼の作品はどれもメロディーが美しく耳になじみやすく、特に交響曲とバレエ音楽、協奏曲はよく演奏されています。
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チャイコフスキー(1840~1893)
ロシアの代表的作曲家。作風はドイツ・ロマン派のながれをひくと共に、情熱・感傷・憂鬱などのスラヴ(ヨーロッパ東部から北アジア)的な特徴もあわせもっている。代表作はバレエ音楽「白鳥の湖」、「眠りの森の美女」、「くるみ割り人形」、交響曲第4番~第6番など。