作曲家について覚えるシリーズ、今日はブラームスです。
ブラームス
ドイツのハンブルクに生まれ、父とピアニストのマルクスゼンから音楽を学びました。20歳の時バイオリニストのヨアヒムやシューマン夫妻と出会って親交を結び、シューマンの「新しい道」と題するブラームスの紹介記事で一躍注目を集めました。シューマンの妻クララとの交流も有名で、その友情は終生続きました。ブラームスはその後指揮者として活動するかたわら作曲にも力を入れ、ピアノ協奏曲第1番、ピアノ曲「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」など、初期の代表作を完成させました。ウィーンに移ったのちは、「ドイツ・レクイエム」で確固たる地位を築き、ウィーン楽友協会音楽監督を務めました。また代表作交響曲第1番を完成し、ベートーヴェンを継ぐ作曲家としての地位を確立しました。終生独身で過ごし、63歳の時クララが亡くなると、後を追うように翌年亡くなりました。
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ブラームス(1833~1897)
ドイツの作曲家。ロマン派に属するが、古典主義的重厚な作風もあわせもち、バッハ、ベートーヴェンとともにドイツ音楽の「三大B」と称されている。代表作は交響曲第1番~第4番、ピアノ4重奏曲第1番、ピアノ曲「ハンガリー舞曲集」など多数。