ヨハン・シュトラウス
オーストリアのウィーンに生まれました。父親は「ワルツの父」と呼ばれるほどの音楽家でしたが、その父から音楽家になることを反対され、法律の勉強をしました。しかしひそかにバイオリンを習い、19歳の時自ら楽団を作ってデビューしました。そして父親が亡くなった後は父の楽団と自分の楽団を合併して音楽活動を続けました。
シュトラウスは洗練された芸術的感覚と精緻な管弦楽法でウィンナーワルツを芸術作品にまで高め、オペレッタ「こうもり」や「ジプシー男爵」ではウィーンの軽演劇に新しい面を開きました。19世紀の政治的な緊張感の漂うヨーロッパで、彼の音楽は多くの人々から愛され称賛されました。代表作は管弦楽曲のワルツ「美しき青きドナウ」、「ウィーンの森の物語」などです。
************もっと簡単に***********
ヨハン・シュトラウス(2世)(1825~1899)
オーストリアの作曲家。約500曲の作品を作り、「ワルツ王」と呼ばれる。代表作は「美しき青きドナウ」、「ウィーンの森の物語」、オペレッタ「こうもり」など。