学校の音楽テストのためのレッスンをはじめたので、最近学校で使われている音楽の教科書をよ
く手にとって読んでいます。
そして読めば読むほど、教科書の、非常によく考えてつくられた“奥深さ”を感じています。
しかし奥深いからこそ、中学の8教科の入試なども含めたテストで、「教科書で習った範囲のもの
が出ます」と言われたときに注意が必要です。
なぜなら、この「教科書の範囲から」、非常に多くのパターンの問題を考え得るからです。
そうは言っても、もちろんそんなに変わった難しい問題は先生方はめったに出しませんから、しっ
かり勉強すれば対策はたてられます。
ただ気をつけるべきは、教科書を文字通り「読む」だけではだめで、「理解して覚える」、「聴く」、
「歌う」、範囲によっては「演奏する」、「つくる」、そしてさらに「聴いて考える・言葉にしてみる」など
のことをやらなければいけないということです。
まず何よりも、これも当たり前のことですが、「授業に積極的に参加し、先生のお話をしっかり聞く」
ということが一番大切ですね。